パイプ削進機
施工手順と特徴
パイプ削進機
パイプ削進協会
工法説明施工手順図排士方法本管布施工注入施工図
止水装置人員配置図パイプ削進機標準配置図


(1)工法の概要
パイプ削進工法は、昔から行われてきた垂直ボーリングの方法をそのまま推進管の管径をφ250m/m〜φ1350m/mまで拡大して、水平から90度(斜削進)までの削進を行うものである。すなわち、削進管先端に硬質のメタルクラウンを埋め込んだ刃口を溶接にて取り付け、削進管を回転と推力によって地盤中に推進させ、管内に入り込む土砂は、自然に、又は、圧力・推力などによって崩壊させ、管外に排出される方法や、バキューム車や、排土器を使用して排土を行う場合もある。本管の敷設にあたっては、鞘管の内径と本管の外径との間に100mm〜200mm前後のクリアランスを持つように計画してあるが、これは以下のためである。

 1) 鞘管の精度に誤差が生じた場合に、鞘管と本管のクリアランスを利用して誤差を
    吸収して、本管を正規の勾配にセットする。
 2) クリアランスに、セメントを充填することによって埋設管の補強とする。

(2)パイプ削進機の特長
本工法は、切羽の崩壊を招くような先掘は行わず、削進管が回転しているため、管壁摩擦抵抗が減じられることによって、反力が少ないので立坑内に設置される削進機は、高回転トルクながら、小型で立坑の設置面積が小さく、仮設移動も容易である。
削進管は削進機のスピンドルに直接通してチャッキングされるため削進管の端末が開放されているため、管内にはいつでも種々の機器を先端まで挿入することができる。
削進管径の2/3以下の礫層、転石等が存在する層の削進が可能であり、先端の強力な刃先によって、それ以上の転石、木片等の障害物に遭遇しても、これらを取り切って削進することもでき、削進管の方向性もチェック装置と振れ止めの効能により、正確に推進できる。
また、到達坑が既設人孔であってもハツリ作業を必要とすることなく、刃口のチップにより切開することができる。
至って、シンプルな機材のため故障が少なく、末端が開放されていることから種々のトラブルにも対処でき、削進を遂行してしまうことが本工法の特長である。

(2)施工手順
パイプ削進工法の一般的な作業手順は、まず、削進機を発進立坑内に設置する。使用する削進管は、立坑の大きさに応じて使用する。使用される削進管は通常、一般構造用炭素鋼管(STK400)である。立坑の寸法により、一本当りの長さを決定し、管の口先をベベル加工する。
この管をスピンドル内に挿入し、管の先端に地盤切削用刃先を溶接により取り付け、削進機を駆動させ、回転力と推進力により削進管を地中に挿入する。
削進管はスピンドルにセットされて、チャックによりスピンドルからの回転、推進力を鋼管に伝達し、刃先で地盤を切削しながら鋼管を地中に連続挿入する。
最初の鋼管がスピンドルの端末まで送り込まれた時点で次の鋼管をセットし溶接により継ぎ足す。この作業を順次繰り返し、所定の距離まで推進し、鋼管内の排土・清掃を終えて削進を完了する。
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施工手順図


水平発進工法施工手順

機械搬入
機械据付
鋼管削進
管内排土・清掃
機械搬出
塩ビ管挿入
モルタル注入

特殊取付管工法施工手順

機械搬入
機械据付
鋼管削進
管内排土・清掃
コア回収
機械搬出
塩ビ管挿入 モルタル注入
モルタル注入
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排土方法

鞘管の排土方法には、下記の通りの方法があります。

1) 高圧ジェットを使用して排土する。
まず最初に高圧ジェットノイズ(先端穴付ノイズ)を利用し、到達側まで貫通させる。次に仕上用として、先端なしノイズと交換して残土を発出側に引きながら排土を完成する。
2) 鋼管の中に小さなパイプを入れてそのパイプに水を流して洗浄し
  排土する。
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本管布設工

パイプ削進工法により削進完了後、削進管を鞘管とし、その中に本管を下図の如く挿入する。本管を所定の勾配に布設するため固定バンド(スペーサー)を使用する。

1) 本管
硬質塩化ビニール管
プレーンエンド直管 接着受口カラー

2) 本管断面図
本管断面図

3) 本管側面図

本管側面図
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注入施工図


注入施工図
注入施工図
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止水装置


止水装置

止水装置
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人員配置図


人員配置図
人員配置図
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パイプ削進機標準配置図


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